2016.04.14 (Thu)
PC】VAIO Duo11のSSD交換とWin10アップデート

はい、ということでこちらのVAIO Duo11。
オーナーメイドモデルで、SSDを128GBにして使っていたのですが、
そろそろ残容量が厳しくなってきたので交換することにしました。
当時は高かったSSDも、今ではかなりお手頃価格になりましたねえ。

裏面。
パット見スマートなのですが、この裏面に19本のネジがついており、
そのネジで固定されております。
なので、SSDを交換するにはそのネジを外す必要があります。
一般的なノートPCと違って、半タブレットのモバイルPCということもあり、
このモデルではSSD(HDD)の交換は考慮されておりません。
その為、交換したらその場でメーカー保証終了となります。
まあ、このモデルはとっくにメーカー保証なくなってるんだけどね (゚ω゚=)

ということで、ネジがこれだけあります。
全19箇所。
ゴム足の裏とか、拡張バッテリーコネクタの横とか、
うまい具合に隠蔽されています。
一番めんどくさいのはスピーカーネットの裏かな。
両面テープではっついてるだけなので、慎重にペリペリと剥がします。

外したネジは混ざらないように前の位置どおりに並べて作業しました。
ネジの種類は一種類ではないので配慮が必要になります。

全部外してオープン。
あ、カバー部についてるアシストボタンや音量ボタンなんかのための
フラットケーブルが一本刺さっているので注意して下さい。
このケーブル、すごいですねー。
オス側ですが、コネクタらしいコネクタはなく、ケーブルから線をむき出しにして
ソレをそのまま突っ込んでるような感じになってます。
こういう限界に挑む努力の果てに薄型PCは成り立ってるんですねえ。

この、幅広のケーブルの裏にあるのがターゲットのSSD。
まずはこのケーブルを外します。
例によってコネクタらしいコネクタのないフラットケーブル。
あと、手前側。
SSDの上にバッテリーの固定ネジが一本、上にきています。
なので、バッテリーもどかしてやらなきゃいけません。
バッテリーもネジを外していきます。
交換考慮してバッテリーを下にしてくれればいいのに。

バッテリーをどかして漸くアクセスできるようになりました。
SSDのチップは東芝製だったようですね。

反対側にはシリコンシート。

今回交換するのはこちら。
SanDiskの ULTRAII 256GB。
ちなみにこの形状のSSDはmSATAという規格になっています。
このSanDiskのSSDはTLCという、現状で最大記録密度のタイプになるのですが、
TLCの欠点として、寿命が非常に短いということがあります。
この製品はその欠点を解決するために、一部SLCという、一番高寿命で
記録密度の低い方式をキャッシュとして使うことでTLCの書き込み頻度を最小限に押さえて
MCL並の高寿命を実現したモデルとなっています。
ちなみにSLC>MLC>TLC の順番です。

中身はこんな感じ。上がSanDisc。
チップが二枚に増えています。
一方で余剰部分の細かな部品がだいぶ少ないですねー。
時代の進歩によるものなんでしょう。

今回はデータのコピーはせず、クリーンインストールしました。
メディアは購入時にUSBで作っておいたので、そこからのインストールになります。
その為容量はたっぷり。
ここからデータをいろいろ追加して、今半分くらいになっています。
大きなデータの追加は予定していないので、これで当面は大丈夫でしょう。
あと、ついでにWindows10アップデートも行いました。
すっからかんの状態からのWin10アップデートだから何も恐れるものはないですからね。
ただ、問題が少しありました。解決はしました。
まず、アップデート直後ではWin10にアップデート出来ませんでした。
予約みたいなカタチになって、アップデートは翌深夜となりました。
なのでWin10が確認できたのは二日後の朝。マトモに触ったのはその夜。
さらにここで問題発生。ライセンス認証エラーがでて認証が通りませんでした。
原因は、SSDを交換したせいですね。
これでハードウェア構成が変わってしまったため、別ハード扱いを受けてしまったのです。
で、どうしたのかというと、電話認証の方法でマイクロソフトに電話をし、
これもだめで、別の部署(0120-54-2244)へ電話するよう誘導され、
そこで遠隔操作で状態を見ながら新しいライセンスコードを発行してもらい、
無事登録完了しました。
ちなみに担当者と繋がるまで1時間くらいかかりました。
フリーダイヤルなのでスピーカーモードにして放置して他事しながら繋がるのを待ちました。
VAIO DuoのWin10化自体は一切問題なく、内蔵機器のドライバも問題なく動作しています。
閉じるボタンなんかがWin10だとWin8.1比で縦に大型化されて押しやすくなってますので
タッチパネル操作としてはWin10のほうが使いやすですねー。
あと、ウインドウの左右と下の縁がなくなっているので、微妙に画面が広くなってます。
正直使い勝手に影響する部分ではないですけどね。
右端からスワイプでコントールパネル等のメニューが出てこない等、
OS違いによるインターフェース違いや、自動で隠れるようにしてある
下のタスクバーを引っ張りだす方法がカーソルを下につける、から
下端から上へスワイプする、に変わっている等、慣れの問題部分があります。
この辺はそのうちなれるでしょう。
ということで、VAIO Duo11の近代化改修でしたw
- 関連記事
-
- 外部フィルターの故障
- PC】VAIO Duo11のSSD交換とWin10アップデート
- PSO2】ファンタシースター感謝祭名古屋会場と独極訓練
スポンサーサイト
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
| BLOGTOP |